構造動作トレーニング|ヒトの骨格構造に即した本来の状態へ回復するトレーニング

構造動作トレーニング Anatomical Activity

どのようにリハビリ&トレーニングをすすめていくのか?

例えば、腰の症状でみていきましょう。

  • 起床時、腰に激痛が走り、一週間ほどで痛みは軽減したものの、1年経った今でも腰が疼く
  • 競技中に腰を痛めてから、フォームを改善しながらも、だましだまし腰をかばってきたが、最悪のコンディションに陥ってから、どうしてよいかわからない状態
治療は症状に対して適切な知識で望む

まず治療で大切なことは「不安を消す」ということです。長期間、痛みを患っていると心の不安が大きくなり、治るものも治らないと思い込みがちです。 「不安を消す」ということは、治療をする上で大切なことです。まずは適切な情報を得ることです。これ まで常識とされていたことが、すでに改められて過去の常識になっていた、ということがよくあります。もしかしたら、最新情報が自分にとって不安を払拭する ものかもしれません。新しい情報を知らないばかりに治療の目途が立たず不安を抱えたままになっていてはいけません。「自分が治す」という攻めの考えで、納得がいくまで相談し、自分でも勉強することが症状を克服する第一歩になります。

例えば、昔は「腰痛は安静第一」といわれましたが、今は「腰痛を和らげるためにベッドで安静にすることは止める」というのが常識になっています。

「動作の質」を見直す

「運動」は、腰痛に限らず様々な健康問題に効果が認められることから「万能薬」といわれています。安静が長引くと回復を遅らせるどころか、筋委縮、関節 拘縮、骨粗鬆症、心肺機能低下など、合併症を招く恐れがあります。適度な「運動」はカラダにとって欠かせないものなのです。だからといって、ぎ こちない動作で不安を抱えたまま「運動」に励むということはおススメできません。健康のためだと考え、ウォーキングを続けているにもかかわらず「痛くなって辛い」という話を聞きます。これは、ぎこちない動作で歩くことによって様々なストレスがかかっていると考えられます。健康のためのはずが、これでは本末転 倒です。ぎこちない動作というのは、「動作の質」が低下した状態です。その理由を見極め、快適に「運動」が行えるように見直すことが大切です。

例えば、慢性的な腰の痛みを気にして、腰をかばって動くうちに、ぎこちない動作が身に付きます。ぎこちない腰の動きは、股関節の動きを訓練することにより滑らかな動きになります。
構造動作トレーニングは、“運動とは、重心が移動すること”という「運動の原理・原則」を見直すものです。そして、「運動の原理・原則」を踏まえた上で基本動作の訓練をします。これは、「動作の質」を見直し高めることです。

パフォーマンスアップに相応のカラダの機能レベルへ引き上げる

痛みが消失・軽減し、日常生活で支障がなくなると、一般的には治癒ということになります。しかし、本来は社会復帰して問題がない状態が治癒として望 ましいと考えています。それは、仕事、競技に復帰したとしても以前と変わらない状態で動けるということです。例えば、腰痛が治り競技に復帰するケースをみ ていきましょう。

  • 腰の痛みが治り、いよいよ競技に復帰。しかし、以前のような動きにキレがない

「以前のように思いどおりにいかない」というのは「心の焦り」になり「不安」へと発展します。「不安」は痛みの記憶を呼び起こす働きがあり、無意識の うちに「ぎこちない動作」をぶり返すことがあります。これは、イップスやフォーカルジストニアの症状に似ていますが、本人にもわからない漠然とした動きなのです。例え、リハビリやトレーニングで「動きの質」を見直したとしても、それが実践の動作に馴染まなければ意味がありません。「以前のように思いどりいかない」というのは、実践動作に慣れていないから、あるいは、日常動作レベルまではカラダが機能回復したが専門動作レベルまでは達していない、というこ とが考えられます。ある程度、実践動作に慣れたとしても、「何かしっくりこない」ということがあります。それは、安静にしていた期間が長ければ長いほど、 運動感覚が低下します。「何かしっくりこない」「キレがない」と感じるのは、その中でも著しく運動感覚が鈍くなっている部分だと考えられます。これらは、 パフォーマンスに見合うだけのカラダの機能レベルまで回復する必要があります。そして、さらにパフォーマンスアップを目指す場合は、カラダの機能レベルを 引き上げることが必要です。

構造動作トレーニングとは?

マタワリジャパンのトレーニングは構造動作理論に基づくトレーニングです。

構造動作理論の「Anatomical Activity」とは、人体構造に即した自然で躍動的な動作であるという意味です。Anatomical (アナトミカル)は、解剖の、解剖学上の、構造(形態)上の意味、Activity (アクティビティ)は、活動的、活発の意味があります。自然な運動には適切な重心移動が必要です。

重心は適切な構え、適切な姿勢により円滑に移動します。 構造動作トレーニングは、“ヒトのカラダ”の「構造」まで遡り、適切な姿勢、構え、運動を問い、「筋力」で無理矢理支えてきた全身のバランスを、骨格を始めとする自然な「身体構造」によって支える肉体に作り変えてゆくトレーニングなのです。カラダの各器官の役割は、骨が身体を支え、関節が重心を運び、筋肉が骨格位置を調整する。そして、自身の運動から生み出される刺激は内部の世界をつくります。内部環境には深部感覚という自分の存在を映し出す感覚があり、これによってカラダの位置や関節の運動方向など知ることができるのです。しかし、スポーツ外傷やパフォーマンス低下などの症例では深部感覚の低下が数多くみられます。そのような人たちは、深部感覚が低下して自分のカラダの扱いがままならないのです。構造動作トレーニングでは筋骨格系に留まらず、内部環境を積極的に開いていきます。

“ヒトの本来のあるべき状態”への回復を目的

構造動作トレーニングは大枠で骨格構造の回復と内部感覚の回復をすすめていきます。メニューは「足の機能」「骨格構造」「関節運動」「骨格筋」「深部感覚」「動作」などの回復リハビリ・トレーニングがあります。

 

深部感覚

メニューの選択

擦り傷などの急性期と長期間持続している腰痛などの慢性期ではカラダの回復が異なります。特に問題になるのが慢性期の症状です。ヒトのカラダは刺激の量や方法で回復するわけではなく、刺激の受け取り方によって大幅に回復過程が異なってきます。メニューの選択は量をこなせばよいということではありませんし、刺激の方法でもありません。リハビリ・トレーニングに取り組む前に回復メカニズムを理解する必要があるでしょう。

 

深部感覚

ヒトが本来あるべき状態へ回復する手がかり

ヒトが本来あるべき状態とはどのような状態なのでしょうか?立ち止まって考えてみたところでらちがあきません。スポーツ外傷やパフォーマンス低下で困っている人たちは、これまでにさんざん治療法やトレーニング方法を経験してきています。それにもかかわらず回復しない理由の一つとしては、痛みの理由やウィークポイントが理解できていない、あるいは今ある状態のまま立ち止まっていることが考えられます。今ある状態からヒトが本来あるべき状態へ向かうことが回復といえるのではないでしょうか。構造動作トレーニングにはそのための指標が用意されています。スポーツ選手は、すぐに効果を求める傾向にありますが、焦って身に付くものではありません。ただ、構造動作トレーニングは魔法のようなリハビリ・トレーニングではありませんので着実に歩を進めることが大切です。

 

深部感覚

 

手がかりを頼りに自分のカラダを取り戻す

怪我で泣いたとしても諦めず、可能性を探る。
自分のカラダを、自分のことを知らないということが「不安」を解消できない理由。
そのためには、自分を知るための手掛かりが必要だ。
乗り越える勇気があれば、必ず笑顔が待っている。

 

 

レッスン:構造動作トレーニング

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