構造動作トレーニングの基本姿勢。
手関節の背屈筋には長・短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋がある。起始部は上腕骨の外側下端、外側上顆、停止部は、第2、3、5中手骨底に付着している。手関節背屈の時に橈側に偏りがち。背屈の際は上腕骨と前腕骨のポジションが大切。橈骨と舟状骨・月状骨の運動方向をしっかり感じ取って手関節背屈筋を作用させること。
▲日本人体解剖学第一巻(南山堂)著 金子丑之助
これらの筋肉を効率よく作用させるためには、腕橈関節で前腕を回内させ起始停止部を整えて完全収縮ポジションを作ること。
▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
手関節の背屈は、手部が物や人と接触し力を伝えるための重要な可動。体の重心を円滑に移動するためにも捻じれない、偏らない背屈を心がけたい。
▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
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