構造動作トレーニングの基本姿勢。
足の土台つくりの基本は足の指を握り込むこと、長趾屈筋や長母趾屈筋の収縮を感じ取れるようにします。ポイントはMP関節から足指を曲げることです。ついで、足根骨を指標に足根間関節の動きを感じ取るモビリゼーションで足の機能を回復します。足根骨には第1〜第3楔状骨、立方骨、舟状骨、距骨、踵骨があります。これらの骨からなる関節は細かで動きはほとんどありませんが、じっくり動かすと、その動きを感じ取れるようになります。足の機能が回復するに従い足の重要性を実感できるでしょう。感覚の実力を高めましょう。
足の関節には、次の関節があります。
<やり方>
左足の@第1楔状骨とC立方骨を左手で固定し、右手で中足骨を把握する。右手を内反、外反方向にゆっくり動かし、リスフラン関節の動きを感じ取る。よくわからないときは、中足骨5本を把握し足の甲を固定するようなアバウトな感じからはじめてもよい。
@〜F足根骨をひとつづつ確認し動きを感じ取る。難しいように思いますが慣れるとだんだんわかってきます。モビリゼーションの効果は、各関節が動くことにより足が軽く、動きやすくなります。
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