構造動作トレーニングの股割りの効果は、重心移動が滑らかになること、股関節の回転力が上がることです。
はい。股割りはカラダの動きをスムーズにするための訓練です。運動経験は必要ありません。
構造動作トレーニングの股割りは「鍛錬」です。健康目的の方は、「骨盤おこし」「趾(あしゆび)」「骨格ポジショニング」をおススメします。「骨盤おこし」の体験談を参考にしてください。→体験談|骨盤おこし
違います。構造動作トレーニングの股割りは筋肉を収縮して股関節を動かす訓練です。筋肉は伸ばしません。構造動作トレーニングでは筋肉を伸ばすストレッチを股裂きといいます。
目的が違います。構造動作トレーニングの股割りは動きの訓練ですので股関節に適切な運動入力が必要です。しかし、股裂きは筋肉を伸ばしますが股関節への運動入力はありません。股割りと股裂きの違い
構造動作トレーニングの股割りは動きの質を高めるための訓練です。例えば、股関節の動きがスムーズになって180度開脚前屈が可能な可動域を手に入れた。可動域が広がることは、やわらかくなる、というよりも体をコントロールできるようになる、という感覚です。
目的が大切です。おそらくストレッチを併用した方が股割りの形に近づきやすいのではないかと考えてみえるのではないでしょうか。構造動作トレーニングの股割りは運動の質を高めることが目的ですので形に捉われて動作の妨げになるようなストレッチ入力はしません。
構造動作トレーニングの股割りでは考えられません。筋を切るということは筋肉の働きを損なうことだと考えます。また訓練によって得た可動域ではないため運動の質の低下は否めないでしょう。
股裂きで筋を切って歩行困難になった
もちろんです!といいたいところですが、股割りはハードルが高いと思います。まず、御自身の腰痛の原因を明確にし、それに必要な対処をおこなってください。
ギックリ腰の予防に股割り?
難病に限らず疾患のある方、あるいは妊娠中の方はかかりつけの担当医師にご相談し許可を得てください。*股割りのチャレンジはいかなる場合も無理のないように自己責任でお願いします。
同じ量をやっても痛くなる人と痛くならない人がいます。痛くなるというのは必ず理由があります。例えば、適切な骨格ポジションをキープすることができず筋肉に負担をかけてしまった。というように、痛みが出るのには理由があります。股割りができる状態になってくると痛みが自分の伸び代になります。そうなると一日集中して股割りを訓練しても痛みが出ることはめったにありません。骨格ポジションがキープできるようになると痛みを出すことの方がが難しくなります。ですから、やり過ぎということは考えにくいです。股割りは動きの訓練です。股割りをした後は脚や股関節が軽くなるなどの効果が出るはずです。効果が出せるように訓練することが大切です。開脚前屈の方法
それは脚を広げ過ぎです。股割りは、関節に遊びをもたせることが大切、脚をもう少し狭めて行ってください。
構造動作トレーニングの股割りは、まず股関節の屈曲からはじめます。開脚幅というのは股関節の屈曲率の結果と考えています。また、構造動作トレーニングの股割りでは、筋肉をストレッチ(筋肉を伸ばす)しません。必ず、股関節の主動作筋が収縮するように運動の訓練に徹します。
構造動作トレーニングの股割りは床につくのは下腹です。努力次第です。
股関節の運動入力が不足していると考えられます。やわらかい人に多くみられますが股関節を動かす訓練で解消されます。構造動作トレーニングの股割りは股関節を100パーセント動かすための訓練です。やわらかい人は開脚をした時に@足指を握り込んで底屈A踵を天井に向けて足をキープ、で股割りを行ってください。しっかり足をキープしてお尻の奥の外旋六筋まで届くように訓練してください。
構造動作トレーニングの股割りは、@開脚前屈をします。そのとき、床に下腹がついた状態で足の爪先とお皿(膝蓋骨)は上かやや外を向いています。つまり、股関節は外旋をキープしています。A腹圧をかけると脚が抜けます。股関節が外旋から内旋に切り替わる。これがロールオーバーです。@で床に下腹がついていない、あるいは外旋がキープできていなければロールオーバーではありません。
おそらく横開脚の前屈も股関節を十分に可動できてないと考えられます。前屈の基本は骨盤を立てることです。それが出来てないために長座前屈ができない可能性があります。坐骨結節が後向きにあるか確認し、もし下向きにあるのなら骨盤立位にする訓練が必要です。
構造動作トレーニングでは、横開脚の股割り→ロールオーバー→縦開脚の順で訓練します。縦開脚ができる状態になるには、まずロールオーバーができる状態にします。そして股関節外旋側の脚が前、内旋側の脚が後で縦開脚になります。
股関節外旋、アン・ドゥオール、ターンアウトができない理由の多くは、股関節の構造や機能を理解できてないことにあります。構造・機能に即した外旋トレーニングをする必要があります。
構造動作トレーニングの股割りは必ず骨盤立位の状態からはじめます。できない場合は、お尻の下にクッションなどで高さをつけて骨盤立位になるように調節します。
実際に見てみないとわかりませんので各地のセミナーへご参加ください。代表の中村にお声をかけてください。
代表の中村は当初、自己流で股割りをやりはじめて脚を酷く壊しました。その経験からカラダの構造・仕組みに即した構造動作トレーニングの股割りへと発展しました。一人で始める不安な気持ちはよく理解できます。不安要素を解消するためにも各地のセミナーへ参加されることをおススメします。
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構造動作トレーニングの股割りのやり方はこちらをご覧ください。
[DVD]構造動作トレーニング “股割り”を極める
股割りは構造動作トレーニングの中の一つのトレーニング方法です。まずは構造動作トレーニングの考え方を理解する必要があります。
構造動作トレーニングの股割りは量より質です。手順を正確に行えば1回の股割りでも効果は絶大です。多少きつくても正確な動作の入力をすることで質の良い動作が身につきます。
お子さん自身がやりたいというのならご両親も一緒に挑戦してください。強制的にお子さんだけにやらせるのはマイナスです。
できません。「股割りができるようになりたい」「ロールオーバーができるようになりたい」と思って参加される方が多いです。構造動作トレーニングの股割りは動きの質を高めるための訓練ですので、できる、できないということよりも、動きの質の変化を求めています。もし構造動作トレーニングでいう股割りができるというのであれば、簡単に手に入るものではありません。
ありません。少なくとも構造動作トレーニングの股割りは簡単にはいきません。
構造動作トレーニングの股割りの趣旨とは合わないと思われます。
構造動作トレーニングの股割りは、できるようになる、ということでいえばかなりハードルの高いトレーニングです。股割りチャレンジをはじめて20年の代表中村も自身ができるようになったとは思っていません。焦らず、長い目で問いかけつづけてみてください。
効果的とはいえません。これは勉強熱心な指導者や選手が陥りやすい混乱を招く考え方で、実際にカラダが混乱しているアスリートは多いです。そのような場合は、構造動作トレーニングの股割りを難しくします。逆に、運動経験のない一般の人の方がすんなりいきます。股割りは構造動作理論というベースがあります。動きに生かすためのトレーニングとしての股割りですので、多くの理論が噛み合うことは難しいと考えられますので、股割りを取り入れることは控えた方がいいでしょう。
それは選手が股割りの必要性を感じていないからではないでしょうか。股割りは強制されてやることではありません。選手が気の毒ですから止めてください。それでしたら、趾トレーニングをおススメします。→趾(あしゆび)
構造動作トレーニングの股割りは、元々カラダが備えている機能を目覚めさせるトレーニングです。股割りは機能を目覚めさせるための股関節の運動入力をします。実際の野球動作では入力された股関節運動が滞りなく出力できれば、それが効果と考えていいでしょう。股関節運動は野球に限らず各競技動作において、カラダのキレ、動きのキレに直結する主要運動です。構造動作トレーニングは股割りの完成形を目指すというよりも実際の動作に転換するということを目的にしています。股割りの効果は、股関節が滑らかに動く(足の運び、重心移動、体幹の回旋運動)などがあります。これを野球動作で活かせるようにトレーニングしてください。
効果が得られない場合は適切な運動入力がされてないか、出力の際に動作を妨げる何かしらの理由があると考えられます。これは構造動作トレーニングを理解し、入力と出力の確認を習慣づけることで効果を出せるようにすることができるでしょう。
これは代表の中村が信じている股割りです。世の中には様々な考えや方法があります。自分に合うものが本当の股割りになるのだと思います。
構造動作トレーニングの股割りのやり方はこちらをご覧ください。
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サイトの無料情報には限界があることをご理解ください。しかし、取組み次第でコツをつかめることもありますので焦らず実践研究に励んでください。
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第3日曜日(+前日の土曜日)
「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を指導します。
中村考宏が股割りの個人指導をします。初心者から経験者まで対応します。股割りトレーニングは積み重ねていく心身の鍛錬です。正しい方法を身に付けて、怪我がなく、効果的にトレーニングを行うことが大切です。
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