MATAWARI JAPAN 股割り・開脚前屈

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    【都市伝説】股割りで筋を切った結果「悲惨な再起不能・歩行困難」股割りは、お相撲さんが筋を切って開脚をできるようにする、というイメージがあります。私も股割りにチャレンジする前は、股割りは「痛い」「苦痛を伴う」稽古、というイメージがありました。私の股割りチャレンジは20年になりますが、正しい股割りの方法は筋を切りません。私が実際に股裂き(またさき)で筋を切った経験をお伝えしたいと思います。監修:中村考宏股割り歴20年。MATAWARI JAPAN 代表。柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。えにし治療院院長。【DVD】構造動作トレーニング “股割り”を極める(BABジャパン)、著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、しゃがむ力――スクワットで足腰がよみがえる(晶文社)、“動き”のフィジカルトレーニング(春秋社)他多数。メディアUP!−名古屋テレビ【メ〜テレ】で股割り紹介。テレビCM股割り「割る」出演。BABジャパン 月刊秘伝10月号「股割りの秘密」【前編】【後編】。他プロフィール詳細股割り歴20年、筋断裂・末梢神経麻痺からのスタート私は小学校4年生から大学、柔整専門学校まで柔道をしていました。小学校のときは、体が硬かった記憶はありませんが、高校大学の柔道部のときは、筋トレとストレッチの時間が苦痛でした。私はいつもストレッチから逃げて回るほど体が硬かったのです。その後、柔道から離れ、運動をしなくなった私は、柔道で体を酷使していますので腰痛や体の不調に悩まされるようになりました。当時は、いろいろな先生にお世話になりましたが、結局、決め手になるような改善はなく、不調続きでした。そして、結婚し、子供ができた頃から、休みの日はアウトドアにでかけるようになりました。子供と一輪車に乗って遊んだり、山歩きに出かけたりするようになったからでしょうか、運動をするようになってから腰痛ばかりでなく、体の不調が軽減したようでした。そのころの経験が、現在の股関節の実践研究をはじめるきっかけになりました。どれだけ筋肉をマッサージしたでしょう、どれだけ体中に鍼を刺したでしょう、どれだけ先生方に手をかけてもらったでしょう、それでも決め手となる改善がなかったものが、自らの運動で激変したのですから私の治療概念は180度転換しました。開脚90度で後ろにひっくり返る体の硬さ、一大決心から奈落へ治療院を開院してからは、一輪車やランニングで積極的に体を動かしていました。しかし、体の硬さがネックになっていました。それは、来院された患者さんに予防のためのストレッチを紹介しても、体の硬い私には指導ができませんでした。当時は開脚90度で後ろにひっくり返るレベルでしたから全く説得力がありませんでした。そのような理由があり開脚は気にしてやっていましたが、開脚前屈ができるようになる気配はりませんでした。歯がゆい思いをしていた私はあるとき「何が何でも開脚前屈をできるようにするという」一大決心をしました。その日から私は股割りに取りつかれました。土曜日の仕事が終わり自宅に帰って午後から就寝まで股割り、日曜日起床後から就寝まで股割り、月曜日仕事の前に股割り、昼休み股割り、帰宅後から就寝まで股割り、これが2週間くらいつづきました。1つのことにこれほど集中したことは初めての経験でしたが、やればできるもの、開脚前屈がある程度の形になりました。あるとき、治療院に体操競技の顧問の方が来院されました。その方は私の股割りをみて本格的だといってくれたので、調子に乗って開脚前屈をさらに広げようとしました。今思えばそれが股裂き(またさき)になっていたのだと思いますが、お尻と太ももの付け根でパチーン!と、筋が切れる音がしました。その数時間後には足が垂れ下がり、歩行が困難な状態になってしまったのです。股割りで筋を切った結果、失われた足の感覚を追い求めて2004年11月のある夜、私は暗闇の中で「感覚の異常」という恐怖におびえていた。私の右脚は、私の意識に反応することなく、無意識と無の合間から、かつては私の脚だったことを忘れ去られまいと、もがき苦しみ、私の身と心にこれまでに経験がないほどの恐怖を投げつける。私の右脚は、私の右脚という形をした、ただの肉の塊だった。なぜ、このような事態になってしまったのだろうか。原因は、私が180度開脚に憧れ、無理な開脚ストレッチを繰り返し、結果、ある一線を越えてしまったことにある。カラダの構造にそぐわない無理な動きによって、神経回路がショートし、末梢神経麻痺(まっしょうしんけいまひ)という状態に右脚が故障してしまったのだ。故障の瞬間はいまでもよく覚えている。大きく開脚をして、床に胸をつけて大腿の筋肉が張り裂けんばかりにグイグイ伸ばしきった。その瞬間、伸張限界を超えた筋肉が一気に収縮、臀部あるいは大腿のつけ根辺りでバチンッと何かがはじけた。直後、臀部の激しい痛みとともに右の足指の感覚が薄れはじめ、次第に右足首のコントロールを失う。数時間後には右足が、ぷらんと垂れた。筋損傷だけにとどまらず末梢神経に障害がおきた。おそらくL4(腰神経)〜S1(仙骨神経)のレベルで故障し、足の指は曲げ伸ばしができず、腿も動かなかった(足の指の伸筋と屈筋・下腿の伸筋と屈筋が運動不能「完全麻痺」、膝の曲げ伸ばし(屈筋)はわずかに運動可能だった。大腿前面はしびれていた。一般には、麻痺としびれが混同されていることが多い。麻痺は、神経の障害により身体機能の一部が損なわれる状態のことを言う。たとえば、運動しようとしても、四肢などに十分な力が入らず、感覚が鈍く感じる状態(不完全麻痺)。またはまったく動かすことができない。感覚がまったく感じられない状態(完全麻痺)。つまり麻痺とは、運動障害であり、しびれは感覚の異常なのだ。その日の夜から感覚の異常という恐怖に襲われた。感覚の異常には、異常感覚、錯感覚、知覚過敏、無感覚などがある。異常感覚とは、外的刺激によらない感覚の異常であり、誘因なく熱さや痛みなどを感じることだ。しびれなどがそれである。鎖感覚とは、外的刺激による感覚の異常であり、触られただけで冷たく感じたりすること。知覚過敏とは、感覚を強く感じてしまうこと。感覚鈍麻とは、感覚を弱く感じること。無感覚とは、感覚をまったく感じないこと。右足の感覚の異常は皮膚分節から、これがどの神経レベルの故障なのか、理解する手掛かりになった。末梢神経は脳および脊髄より出て全身に分布する。脳からです神経を脳神経、脊髄から出る神経を脊髄神経という。末梢神経系は、機能的には運動や感覚機能を司る体性神経系と各種の自律機能を司る自律神経系とに分類される。脊髄神経の感覚神経と、その神経によって支配される皮膚領域には規則的な対応があり、皮膚の脊髄神経支配領域が分節性に配列している。これを皮膚分節という。感覚の異常は、決まって暗く静まる夜中に激しく襲ってきた。右足の末端は、完全に麻痺して、ただの肉の塊のはずなのに、ジンジンと脈打つ鼓動とともに錐で突き刺すような鋭く激しい痛みが迫ってくる。それはまるで灼熱と極寒を行き来しているようであり、薄手のタオルケットが足先に触れたためか、または痛みからなのか、それとも恐怖なのか、私は叫びながら飛び起きて、暗い部屋に明かりをともす。横になっているよりも壁を支えに立っている方がましな気がして、右脚は接地できないながらも、一晩中でも立っている方がいくぶん安心だったそれでも朝日が差し込むころになると恐怖は和らぎ、わずかながら仮眠をとることができた。日中は垂れ下がるつま先をマジックバンドで背屈に固定し、家内の肩をかりて移動した。感覚を感じないぶら下がった右脚では、カラダを支えることすらできなかった。私のものなのに私のものでない脚が右下方にぶら下がっていて、運動は起こせない。足の位置も、足にかかる抵抗、重量もわからない状態では、右脚を何かに引っかけてもわからない。同じような状態に陥った人には骨折してしまう人も多いだろうと思った。まさか、準備運動やリハビリで馴染みのあるストレッチが、故障の原因になるとは思いもしなかった。私は大学卒業後、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得し、病院に勤務していた。それゆえに、今回のようなケースの末梢神経麻痺が現代の医療では治療が難しいものだということを頭では理解できたが、恐怖と睡眠不足、精神的な不安でいらだち、とてもすぐには冷静になれなかった。意識に反応しない右脚に、しばらく途方に暮れたが、家族の献身的な支えがあり、やがて私は前進する覚悟を決めた。「深部感覚」から身体がよみがえる!(晶文社)P18〜P22私が末梢神経麻痺から回復するために工夫しおこなったリハビリにつきましては、「深部感覚」から身体がよみがえる!(晶文社)に執筆しました。「深部感覚」から身体がよみがえる!: 重力を正しく受けるリハビリ・トレーニング復活!そもそも「体が硬い」とはどのような状態なのだろうか?身体は思い込みでできているある背中の曲がった小さなおじいさんがいらっしゃいました。生前は「おじいさんも小さくなってしまって」「背中が曲がってしまったんだね」と親戚で話していました。しかし、その方が亡くなった時、布団に寝かされているのを見て、皆が驚きました。なんと、背中がまっすぐな大男になっていたのです!また解剖の研究室に行っても、遺体の方々はご高齢の方ばかりです。しかも皆、身体がまっすぐできちんとしている。最初は理由がよくわからないので「なぜ背骨の曲がっている人がいないのだろう」と本気で不思議に思っていました。皆さん姿勢のよい人だったのかな、と。何が起こっていたかというと、意識・無意識的に身体にかけていた余計な力がなくなり、筋肉の縮みが解消されたのです。それで真っ直ぐに戻ることができた。おそらく、どの方も同じだと思いますが、背中や腰が曲がっている方は、亡くなられると一度弛緩して、それから死後硬直がはじまり、そのかたちで棺に収められます。つまり、生きているときは、自分の意識・無意識の入力によって、身体の使い方、姿勢を保っているわけです。「思い込み」が身体を作っている。腰や身体が曲がってしまうのは、あまり良いことだとは思えません。しかし、悪い方向に保つことができるのであれば、意識的にトレーニングすることで、その入力を良い方向に切り替えていくこともできる。そして、いまよりも良い状態にすることも可能なのだ、と気が付きました。「骨盤おこし」で身体が目覚める(春秋社)P.20〜P22これは、「骨盤おこし」で身体が目覚める(春秋社)に執筆したエピソードです。「体が硬い」という状態は、今の自分の意識・無意識の入力によってできあがっています。開脚90度で後ろにひっくり返ってしまうほど体が硬かった私は「何が何でも開脚前屈をできるようにするという」一大決心をしました。そして、意識的にトレーニングすることによって、開脚前屈がある程度の形になったのだと思います。骨盤おこしで身体が目覚める(春秋社)体が硬くて開脚できない理由!股割り動作の神経系統が出来上がっていないしかしながら、開脚前屈がある程度の形になったとはいえ、筋断裂・末梢神経麻痺という大怪我に発展したわけですから、「思い込み」だけの意識的なトレーニングでは危ういのです。人は亡くなると一度弛緩して、それから死後硬直します。体が弛緩するのは神経系統が停止するからです。私の末梢神経も圧迫されて停止しましたから、足がぶらん、と垂れてしまいました。足が硬直しなかったのは諦めずにリハビリに励んでいたからなのだと思います。とはいえ、股割りができる人と股割りができない人、神経系統は共に作動しています。何が違うのでしょうか?これは開脚姿勢をとる、開脚前屈をする、という姿勢と動作の神経系統ができあがっているか、できあがっていないか、ということになります。例えば、野球をはじめたばかりの子が、ボールを上手く投げれない。投球動作のお手本を見て、まねて、反復して、投球動作の神経系統をつくっていくのです。体が硬くて開脚ができない理由は、股割り動作の神経系統が出来上がっていないからなのです。ボブ・アンダーソン氏提唱「ストレッチ理論」と「股割り理論」は別もの私は、開脚前屈がある程度の形になった、と思い込んでいましたが、それには股割り動作の神経系統が出来上がっていませんでした。私が取り組んでいた股割りはいわゆる「股裂き(またさき)」になっていたのです。股裂きは、筋肉を伸ばすストレッチの方法になります。1960年代にアメリカから始まったストレッチングの理論は、1975年に発売されたボブ・アンダーソン氏の著書『STRETCHING』により日本にも広く普及しました。今やストレッチはスポーツや健康向上のためのエクササイズとして常識になっています。しかし、股割りを股裂きのようにストレッチの方法でおこなってしまうと、筋肉の伸長限界に到達してしまいます。そうすると、私のように運悪く筋肉を断裂させてしまうのです。筋肉の特徴は収縮をして力を発揮します。股割りは、開脚前屈という動作を円滑におこなえるようにするためのトレーニングですので、動作に作用する筋肉を収縮できるようにしていかなければなりません。ですから、股裂きのように筋肉を伸ばし切ってしまうと、動作に筋肉が作用しませんので、動作が円滑になることはありません。若いお相撲さんたちも股割りに励んでいるようですが、股裂きになりがちです。股裂きは、開脚ができているように見えますが、中身がありません。パフォーマンスを低下させる可能性が高いので正しい股割りトレーニングに励んでほしいと思います。間違っていた股裂き、開脚ストレッチと股割りは別もの「本当の股割りとは」お相撲さんやバレリーナは股の筋を切って開脚をできるようにする、というのは間違いだったようです。これは、私のように間違った股割りをやってしまったお相撲さんやバレリーナが股の筋を切ってしまった、ということでしょう。体が硬い人で180度開脚に憧れている人は多いと思います。そして、股裂きでもいいから180度開脚ができたらかっこいい、という人もいます。股裂きは、筋肉が断裂して再起不能に発展する可能生があるのでよくよく考えてください。私は股裂きの失敗から本当の股割りトレーニングを学ぶことができました。股割りは、股関節の外転、外旋で開脚姿勢をとり、股関節の屈曲で開脚前屈をする動作です。股割りは、開脚前屈の動作を円滑におこなえるようにトレーニングします。これは開脚前屈動作の神経系統をつくっていくのです。まずは股割り動作のお手本を見て、まねて、反復して、時間をかけて神経系統をつくっていくことが大切です。股割り動作は、開脚前屈で終わりではありません。そのつづきは、股関節の外転、外旋、屈曲から股関節の内転、内旋、伸展に切り替える動作があります。一般には、足抜きといいますが、股関節の切り返し動作を股割りではロールオーバーといいます。ロールオーバーは動作のキレをトレーニングします。今後、ロールオーバーに挑戦する股割りチャレンジャーを心待ちにしています。股割りにチャレンジする東京・股割りチャレンジ教室第3日曜日(+前日の土曜日)「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を指導します。構造動作トレーニング・東京教室「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」三重・股割り個人指導中村考宏が股割りの個人指導をします。初心者から経験者まで対応します。股割りトレーニングは積み重ねていく心身の鍛錬です。正しい方法を身に付けて、怪我がなく、効果的にトレーニングを行うことが大切です。個人指導
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  • 180度開脚ストレッチ(股裂き)と股割り(MATAWARI)の違い
    180度開脚ストレッチ(股裂き)と股割り(MATAWARI)の違い股裂き(またさき)180度開脚ストレッチ股割り股裂き(またさき)と股割りの画像を並べてみましたが、違いがわかりますか?実際に股割りのチャレンジをしている人でないと、違いがわからないかもしれません。股裂きと股割りではトレーニング内容、目的が違います。自分に必要なトレーニングは、どちらなのか、明確にすることが大切です。今回は股裂きと股割りの違いについて考えてきたいと思います。監修:中村考宏股割り歴20年。MATAWARI JAPAN 代表。柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。えにし治療院院長。【DVD】構造動作トレーニング “股割り”を極める(BABジャパン)、著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、しゃがむ力――スクワットで足腰がよみがえる(晶文社)、“動き”のフィジカルトレーニング(春秋社)他多数。メディアUP!−名古屋テレビ【メ〜テレ】で股割り紹介。テレビCM股割り「割る」出演。BABジャパン 月刊秘伝10月号「股割りの秘密」【前編】【後編】。他プロフィール詳細ボブ・アンダーソン氏提唱「ストレッチ理論」と「股割り理論」は別もの私は、開脚前屈がある程度の形になった、と思い込んでいましたが、それには股割り動作の神経系統が出来上がっていませんでした。私が取り組んでいた股割りはいわゆる「股裂き(またさき)」になっていたのです。股裂きは、筋肉を伸ばすストレッチの方法になります。1960年代にアメリカから始まったストレッチングの理論は、1975年に発売されたボブ・アンダーソン氏の著書『STRETCHING』により日本にも広く普及しました。今やストレッチはスポーツや健康向上のためのエクササイズとして常識になっています。しかし、股割りを股裂きのようにストレッチの方法でおこなってしまうと、筋肉の伸長限界に到達してしまいます。そうすると、私のように運悪く筋肉を断裂させてしまうのです。筋肉の特徴は収縮をして力を発揮します。股割りは、開脚前屈という動作を円滑におこなえるようにするためのトレーニングですので、動作に作用する筋肉を収縮できるようにしていかなければなりません。ですから、股裂きのように筋肉を伸ばし切ってしまうと、動作に筋肉が作用しませんので、動作が円滑になることはありません。若いお相撲さんたちも股割りに励んでいるようですが、股裂きになりがちです。股裂きは、開脚ができているように見えますが、中身がありません。パフォーマンスを低下させる可能性が高いので正しい股割りトレーニングに励んでほしいと思います。「Stretching 」 Bob Anderson (著) 1980/6/1 ストレッチとは、股割りとは、Wikipediaによると、スポーツや医療の分野においてストレッチあるいはストレッチングとは、体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。 筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、いろいろなメリットをもたらす。なお、ここでいう筋肉とは骨格筋のことである。股割り(またわり)とは、スポーツにおける練習、または技術の一つ。開脚、股裂きとも。相撲、テコンドー、ダンス、シンクロナイズドスイミング、フィギュアスケート、体操競技、ヨーガなどで取り入れられている。ストレッチも股割りも同じような意味でとらえてしまいがちですが、両者は全く「質」の異なるものです。骨格筋は「収縮」して力を発揮します「ストレッチ」と「股割り」は、筋肉を「伸張」すると筋肉を「収縮」するの違いがあります。ストレッチは筋肉を伸ばしてやわらかさを求めるのに対し、股割りは筋肉を収縮して動きを求めます。筋肉が力を発揮するのは「収縮」したときです。股関節は、筋肉が「収縮」することにより可動します。つまり、股関節の可動が広がるのは、筋肉の「収縮率」が上がったときです。≪参考書籍≫“動き”のフィジカルトレーニング(春秋社)ストレッチで獲得するやわらかさとは?現場では、「股割り」のことを「股裂き」や「開脚ストレッチ」として混同され取り入れられています。「股裂き」や「開脚ストレッチ」で180度開脚を達成した場合は、伸張反射を鈍らせてしまった状態のことが多いのです。筋肉には、伸ばされると縮むという特性があります。これは、伸張反射といわれる生体の防御反応で、関節が可動範囲を超えて怪我をしないように制御しています。「開脚ストレッチ」で開脚180度を達成したとしても、動作では動きにキレがない、怪我が絶えない、という結果が待っているのです。つまり、「開脚ストレッチ」は筋肉を伸ばす(伸張)ばかりで股関節の動きの訓練に至っていないのです。ですから、「開脚ストレッチ」は股関節をやわらかく滑らかに動かすのに向きません。これは、ストレッチを否定しているわけではなく目的に合わないのです。ストレッチは、適度に心身をリラックスするのによいでしょう。股割りは、股関節をやわらかく滑らかに動かす股関節をやわらかく滑らかに動かすためには、股関節をそのように動かす訓練が必要です。「股割り」はそのための一つの方法なのです。「股割り」は、股関節を外転、外旋、屈曲に筋肉を収縮して動きを訓練をします。「股割り」も「ストレッチ」と同様、緻密な知識と実践を要します。股関節のやわらかい滑らかな動きを求める、動きのキレを求める、怪我の予防を求めるのには、「股割り」などの動きの訓練が必要なのです。【開脚ストレッチ(股裂き)】体がやわらかい人の問題点、開脚前屈のポイント爪先が内側に倒れる体がやわらかい人の開脚前屈の問題点について。体がやわらかい人の特徴は180度開脚から前屈をすると、べったり力なく床に伏せてしまいます。そのとき、つま先が正面を向いて股関節が内旋、あるいは、股関節の動きがないまま脚が内側に倒れてしまいます。さらに腰が丸まって、下腹と床が接触できないので空いてしまいます。腰が丸まるまた、つま先を立てて足をキープすることができても、腰が丸まってしまいます。基本に忠実なクラシックバレエの指導者でも開脚前屈の最終で腰椎の生理的前弯を保持することができず、腰が抜けてしまいます。つまり、腰が入らないのです。どのような体のやわらかさが良いのか?スポーツ、ダンス、格闘技などをする場合に「体がやわらかいとよい」といわれてきましたが、長年やわらかい人たちを見てきた経験から股関節をコントロールできない柔軟性は滑らかな動作をするのに逆効果になります(円滑な重心移動)。実際、体がやわらかい人たちからは、股関節をコントロールできない、怪我や体の痛みなどの相談を多数聞いてきました。これは、一般の方の健康のための柔軟性ということではなくて、競技など動作にキレを与えていかなければならない人たちの柔軟性ということです。自分自身がコントロールできない関節の可動域というものをイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。いくら開脚幅が広がって上体を前屈できているように見えても、自分がその開脚前屈の動作で股関節を外転・外旋−屈曲のコントロールができていなければ、実践で使えない可動域ということです。体がやわらかい人の開脚前屈のポイント開脚前屈のポイント開脚前屈では腰椎の生理的前弯を保持、つまり、体幹を保持して動作をすること。つま先を立てて両足を保持した状態で体幹が股関節から前屈すること。股関節から体幹が前屈すると、恥骨結節、下腹の順で床に接触します。体がやわらかい人は、このポイントを注意してみて下さい。腰椎の生理的前弯を保持して開脚前屈動作をおこなう理由は、腰が丸まる、あるいは、腰椎が後弯した状態では、骨盤の運動が止って、腰椎が運動を代償していることになります。これでは、股関節の運動を起こせないばかりか、第2仙椎に運動軸がある仙腸関節の動きを止めて、骨盤自体の動きを制限してしまいます。恥骨結節から下腹が床につくということは、股関節から骨盤が動いている証拠なのです。【股割り(MATAWARI)】股関節の動きで骨盤前傾、第2仙椎を運動ポイントに体がやわらかければ何となく健康やスポーツ動作に良いイメージがあります。それで体をやわらかくするために股割りに興味を持たれる方が少なくありません。体が硬い人もやわらかい人も同じように股割り動作をするのですが、体が硬い人はもちろんのこと、体のやわらかい人も同じように苦戦します。骨盤前傾とは?ストレッチで開脚前屈はできても股割りができない体が硬い人にとってはよくわからない話だと思いますが、体がやわらかい人でも股割りをやってみなければわからないことなのです。体のやわらかい人の中には自分の動きに不足している感覚に気づいて股割りにチャレンジする人もありますが、一般にはよくわからないことだと思います。反り腰を骨盤前傾、腰を立てることが骨盤後傾だったり、皆さんさまざまな解釈をしていますので、まず股割り動作のメカニズムから整理していかなければなりません。骨盤前傾といっても股関節の運動によって骨盤の位置が変化するものと、それ以外の腰や足の位置によって変化した状態があります。たいがい、これらの区別なく骨盤前傾と解釈されています。股関節を動かして骨盤を前傾させれないということは股割りができていないのです。ストレッチの開脚前屈で胸を床につけることはできても股割りで下腹を床につけることができない。つまり、股関節を動かすことができていないということなのです。股割りの運動ポイントは第2仙椎辺り▲ 出典:Grant’s METHOD of ANATOMY股関節を動かして骨盤を前傾させるときの運動ポイントは第2仙椎辺りになります。股関節を動かせないで骨盤を前傾させようとすると運動ポイントが腰辺りになって反り腰や腰を曲げることに繋がります。クラシックバレをやられていて、やわらかい方などは股関節の可動の不足分を腰で補うために反り腰になっている方が少なくありません。第2仙椎を運動ポイントに股関節を動かすことで、いわゆる腰の入った動作で股割りができるようになります。ストレッチ開脚前屈で胸が床についたとしても下腹は床から離れていて腰が伸びた状態になっています。これは腰の筋肉で多裂筋などが伸張状態になっており収縮して体幹保持をするという作用ができてない状態にあります。ですから股割りでは恥骨接触から下腹が床につくように体幹を保持しながら股関節を動かして骨盤を前傾させていきます。力学的に骨盤がもっとも強度を発揮する位置で開脚前屈をする構造動作トレーニングでおこなっている股割りでは、解剖学的肢位を基準にしません。股関節がいつでも動き出し可能な骨盤と大腿骨のポジションを基準にしています。それは、骨盤の安定と強度を確認することで容易に判断できます。私はこのポジションを機能的肢位としてトレーニングおよびリハビリの基準にしています。股関節の動きの感覚や骨盤と脊柱、大腿骨の位置感覚がよくわからないという場合は、実感がまだともなっていないということでしょう。体の構造と仕組みに沿ったトレーニングを行っていれば必ず股関節の動きを円滑にすることができます。痛みや運動制限をともなうトレーニングは必ず何かしらの理由がありますから動きを通して自分のポジションを見直すことが大切です。その積み重ねは深部感覚(固有感覚)を色濃くし、動きにキレが与えられることでしょう。 足を高く上げるための開脚「脚上げ」、股割りからの縦開脚「股割り」に興味を持った理由を聞くと「脚を高く上げれるようになりたい」という方が結構な割合でおられます。空手やダンスをされる方など、股関節の可動が大きければ大きいほど実践にも表現にも役立つイメージがあります。そのためにコツコツとストレッチをして大きく開脚をできるようにされた方が多いのではないでしょうか。しかし、中には大きく開脚ができるようになったが、股関節の運動感覚が鈍い、あるいは体をキープする筋力が弱い、怪我をしやすい、など次の課題をクリアするために「股割り」に興味を持つ方がおられます。これは、例えば「脚を上げる」ということを「動き」でみるのか、「かたち」でみるのか、その違いでトレーニングの過程が異なり結果に表れます。「動き」でみることができれば、股関節の滑らかな動きにキレをあたえることができます。逆に「かたち」でみてしまうと股関節の運動感覚を養うことができません。すると、はじめから「股割り」をすればよかった、という声を聞きますが、やってみてはじめてわかることもあるのだと思います。わたしもスタートは開脚ストレッチでしたし、はじめから股割りの概念があったわけではありません。経験して自分の行くべき方向性を知った、という感じです。足を高く上げるためにはストレッチよりも軸足が必要構造動作トレーニングでは、股関節をコントロールできなければ意味がありません。「脚上げ」についても同様にコントロール可能な股関節の可動域において「動き」にキレを与えていきます。まずは、股関節の深部感覚(固有感覚)を高めること。自分自身の股関節を所有していなければコントロールのしようがありません。つづいて、強く、安定して、直ちに次の動作へ移ることが可能な軸足と姿勢づくり。さらに股関節の運動方向を体に染み込ませていきます。「股割り」はこれらのいくつかの要素を養うのにすぐれていると思いますが、すべてではありません。「脚上げ」は股関節をコントロール可能な位置に軸足と体幹を保つことが大切です。それには軸足と体幹の位置覚、股関節の運動覚を高めていきます。「脚上げ」の「かたち」は縦開脚(スピリット)に似ていますので「股裂き」をされる方もあります。しかし、この場合も股関節の運動感覚を養うことができません。股関節の構造と仕組みを知った上で自分の目的に合ったトレーニングを心がけてください。足を大きく開こうとすると足がつっぱって開脚できない子供にそれらしいことは教え込まない先日、お子さんから「足を大きく開こうとすると足がつっぱって開脚できない」のは、「からだが硬いからなの?」と聞かれました。私が「体のどこが硬いの?」と聞き返すと太ももを指さして「筋肉???」「骨???」と首を傾げていました。どうして滑らかに開脚ができないのか?わからないのです。これは、お子さんだけではなくて大人でもわかりません。しかし、大人は子供に聞かれるとついつい何となくそれらしいことをいってしまいます。子供のうちに筋肉や体が硬いと教えられた子はこの先、ずっとそのように思い込んだままでしょう。そうすると「自分は体が硬いから...。」と、それ以上の可動域を動かすことなく感覚が薄く鈍くなっていきます。当然、普段やらない動きは感覚が鈍くなるのです。たまに運動をして体のあちこちが筋肉痛になるのは「体や筋肉が硬いから」というよりは「その動作に慣れていなかった」という方があっているでしょう。開脚動作も同じことがいえます。滑らかな開脚動作ができない理由は、これまでやってこなかった動きに慣れていないために骨の位置、関節運動の方向、筋肉の役割分担などが よくわからないのです。「足を大きく開こうとすると筋肉がつっぱる」という方は、開脚動作をするときの骨の位置、股関節運動の方向、筋肉の役割分担を練習し、その動作の神経系統が出来あがれば、足の筋がつっぱることなく滑らかな開脚ができるようになります。決して、体や筋肉が硬いから開脚ができないわけではないのです。【動画解説】股割りと股裂きの違い股割りにチャレンジする東京・股割りチャレンジ教室第3日曜日(+前日の土曜日)「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を指導します。構造動作トレーニング・東京教室「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」三重・股割り個人指導中村考宏が股割りの個人指導をします。初心者から経験者まで対応します。股割りトレーニングは積み重ねていく心身の鍛錬です。正しい方法を身に付けて、怪我がなく、効果的にトレーニングを行うことが大切です。個人指導
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  • スポーツ選手の股割り「180度開脚前屈」股関節のキレを鍛える方法
    スポーツ選手の股割り「180度開脚前屈」股関節のキレを鍛える方法 股関節運動のキレとは、どのようなことなのでしょうか?それは股関節が滑らかに動くことです。そのためには、股関節の運動に作用する筋肉が正常に働かなければなりません。筋肉の働きは、収縮をして関節を動かすことです。それが筋肉の正常な働きなのです。股関節のストレッチを必要以上にしている選手は注意が必要です。正常な筋肉は収縮をして力を発揮しますから、股関節の動きを鍛えなければ、股関節が滑らかに動くようにはならないのです。今回は股関節のキレを鍛える方法を紹介します。監修:中村考宏股割り歴20年。MATAWARI JAPAN 代表。柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。えにし治療院院長。【DVD】構造動作トレーニング “股割り”を極める(BABジャパン)、著書「骨盤おこし」で体が目覚める(春秋社)、趾でカラダが変わる(日貿出版社)、しゃがむ力――スクワットで足腰がよみがえる(晶文社)、“動き”のフィジカルトレーニング(春秋社)他多数。メディアUP!−名古屋テレビ【メ〜テレ】で股割り紹介。テレビCM股割り「割る」出演。BABジャパン 月刊秘伝10月号「股割りの秘密」【前編】【後編】。他プロフィール詳細開脚前屈で股関節の動きを鮮明に捉える現在の構造動作トレーニングの股割りは、20年前、大腰筋に注目し研究することからはじまりました。当時は、私自身が大腰筋を使えているのか?使えていないのか?その感覚さえもありませんでした。それは、陸上競技の世界記録保持者たちの鍛え抜かれた肉体から生み出される美しい動作に魅了され、その動作の根源について、どうしても知りたかった私はトップアスリートの大腰筋が発達しているということで、スポーツ界で注目されていた大腰筋が、その動作の根源であるのかもしれないと思い、確かめたくてしかたがない衝動にかられました。しかし、どのようにして確かめればよいか、その手段がわかりませんでした。あるとき、開脚前屈をする機会がありました。私は学生のときから体が硬く、開脚90度も開かない状態で後へひっくり返るくらいでしたので、ストレッチを避けて通るような柔道選手でした。しかし、国家資格を取るために勉強した解剖学、筋肉治療で学んだ臨床解剖学のおかげで、開脚前屈と大腰筋がつながったのです。それからは、体が硬いからと逃げるわけにはいきません。解剖学を再び体で学び直しながら開脚前屈で股関節屈曲、外旋で作用させて、大腰筋が作用する状態にするしかありませんでした。その後、開脚前屈から股割りへ目的が明確になり、取り組み続けていますが、長い道のりになってしまいました。ストレッチを避けていた私が、一流選手の美しい動作に魅了されたのをきっかけに大きく意識が変わったものです。今では、生きた解剖学を実感しながら教材としての股割りが楽しみになりました。現在は、大腰筋の研究から切り返し感覚の研究へと発展し、次の課題を研究しています。大腰筋の収縮で開脚前屈をする構造動作トレーニングの股割りは大腰筋の作用で開脚前屈をおこなえるようにします。開脚前屈は股関節を屈曲する動作です。股関節の動きは下肢の知覚と運動を循環させることにより円滑になります。陸上競技の世界記録保持者たちのように、すでに大腰筋の作用や股関節の運動方向が良好な状態にあれば、その必要はないのかもしれませんが、そうでなければ大腰筋の指標があればトレーニングが発展します。股割りは、股関節から体幹を大腰筋で屈曲する作用を、見た目でも確認できるトレーニングなので、自分の大腰筋の状態を把握しやすいのです。また、大腰筋の作用や股関節の運動方向が良好な状態は、お腹がやわらかいので大腰筋を触って確認することもできます。開脚前屈は大腰筋の作用でできるようにすることでパフォーマンスが上がります。開脚前屈で床を下腹が捉えたら股関節を切り返す開脚前屈は、股関節の外転、外旋、屈曲です。股関節のキレを鍛えるのには、開脚前屈で床を下腹が捉えた状態から、股関節を内旋、内転、伸展に切り返します。これは構造動作トレーニングに基づく「股割り」ではロールオーバーといいます。股裂き(開脚ストレッチ)では、足抜といいます。足抜きは開脚前屈から足を内転、伸展の位置に移動させます。股割りのロールオーバーは動作に筋肉の作用がありますが、股裂きの足抜きは、筋肉を伸ばしたまま、あるいは、筋肉が作用しないままおこないます。股関節のキレは、動作で筋肉が作用している状態でおこなわなければ鍛えることができまいのです。股関節のキレを鍛える「股割り」のトレーニングスポーツの各競技動作では股関節運動のキレが重要です。股関節のキレを鍛える「股割り」のトレーニングの様子です。股割りにチャレンジする東京・股割りチャレンジ教室第3日曜日(+前日の土曜日)「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を指導します。構造動作トレーニング・東京教室「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」三重・股割り個人指導中村考宏が股割りの個人指導をします。初心者から経験者まで対応します。股割りトレーニングは積み重ねていく心身の鍛錬です。正しい方法を身に付けて、怪我がなく、効果的にトレーニングを行うことが大切です。個人指導
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  • バレエ股割り解説
    バレエ股割り解説 アンデオール(ターンアウト)【バレエ股割り解説?】大腰筋必須!180度開脚前屈できるがアンデオール(ターンアウト)ができない【バレエ股割り解説?】大腰筋必須!足抜き180度開脚前屈、股関節の外旋と内旋【バレエ股割り解説?】180度開脚前屈の解剖学、股関節の外旋の練習方法【バレエ股割り解説?】後屈と180度開脚前屈の解剖学アラベスクの股関節の伸展【バレエ股割り解説?】カマ足(バナナ足)は股関節外旋が抜けた足、開脚前屈で外旋キープ【バレエ股割り解説?】外反母趾の予備軍チェック開脚前屈股関節外旋と長母趾屈筋【バレエ股割り解説?】外旋力トレーニング 開脚前屈で外旋筋「股関節の凝縮と放出」【バレエ股割り解説?】内転筋が難しい理由、大腰筋の開脚前屈で股関節の外旋をコントロールする【バレエ股割り解説?】ターンアウト(アンデオール)股関節外旋の開脚前屈の身体技法バレエとストレッチの歴史【バレエ股割り解説?】開脚アンデオール(ターンアウト)アンデオールはできるが開脚前屈が苦手な理由【バレエ股割り解説?】開脚前屈アンデオール(ターンアウト)の解剖学、股関節外旋筋の神経支配を確保するための腹腰ポジション【バレエ股割り解説?】開脚前屈アンデオール(ターンアウト)神経学、女性器男性器の知覚、足を故障しやすい原因、臍下丹田【バレエ股割り解説?】大きく開脚するための外転筋の使い方、開脚前屈アンデオール(ターンアウト)大腿筋膜張筋、中臀筋、小殿筋、外側広筋
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  • 股割り解剖学
    股割り解剖学睾丸を隠す秘技「コツカケ」解剖学的中心位置で股割り股関節内外旋トレーニング必須「睾丸の解剖学的中心位置」について説明しています。骨盤後傾の姿勢が体に染みついていると、男性器は肛門側に垂れさがり、女性器は下垂しやすくなります。特に男性は股割りの切り返しトレーニングで必須となります。骨盤前傾動作をおこなう際に睾丸の位置が定まらないと円滑な動作がおこなえません。空手の秘技に「コツカケ」といい睾丸(急所)を隠す技があるそうですが、股割り動作には、そこまで急所を奥に隠す必要はなく、解剖学的な中心位置に収めます。また、睾丸の位置はバランス感覚に影響しますのでプロアスリートに必須の位置感覚です。これはピッチング動作、スイング動作、ランニング動作など、繊細なバランスが中心からズレているとハイパフォーマンスをするための妨げになるからです。ぜひ、構造動作トレーニングの股割りに取り組んでいる方にも身に付けてほしいと思います。【股割り解剖学】臍下丹田の覚醒方法 開脚前屈で大腰筋を作用させる【伸脚(しんきゃく)】体幹キープ円滑な重心移動のための股関節と足をコントロール、開脚からの伸脚、いすに座ってからの伸脚
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  • 股割りQ&A
    股割りQ&A股割りにはどのような効果があるのですか?構造動作トレーニングの股割りの効果は、重心移動が滑らかになること、股関節の回転力が上がることです。運動経験がなくても、股割りにチャレンジできますか?はい。股割りはカラダの動きをスムーズにするための訓練です。運動経験は必要ありません。股割りは健康法ですか?構造動作トレーニングの股割りは「鍛錬」です。健康目的の方は、「骨盤おこし」「趾(あしゆび)」「骨格ポジショニング」をおススメします。「骨盤おこし」の体験談を参考にしてください。→体験談|骨盤おこしストレッチと股割りは違うのですか?違います。構造動作トレーニングの股割りは筋肉を収縮して股関節を動かす訓練です。筋肉は伸ばしません。構造動作トレーニングでは筋肉を伸ばすストレッチを股裂きといいます。股裂きだといけないのですか?目的が違います。構造動作トレーニングの股割りは動きの訓練ですので股関節に適切な運動入力が必要です。しかし、股裂きは筋肉を伸ばしますが股関節への運動入力はありません。股割りと股裂きの違いカラダが硬いのですが、股割りをするとやわらかくなりますか?構造動作トレーニングの股割りは動きの質を高めるための訓練です。例えば、股関節の動きがスムーズになって180度開脚前屈が可能な可動域を手に入れた。可動域が広がることは、やわらかくなる、というよりも体をコントロールできるようになる、という感覚です。それでもやっぱり、股割りとストレッチを併用した方がいいのでは?目的が大切です。おそらくストレッチを併用した方が股割りの形に近づきやすいのではないかと考えてみえるのではないでしょうか。構造動作トレーニングの股割りは運動の質を高めることが目的ですので形に捉われて動作の妨げになるようなストレッチ入力はしません。「股割りは筋を切る」と聞いたことがあります。本当ですか?構造動作トレーニングの股割りでは考えられません。筋を切るということは筋肉の働きを損なうことだと考えます。また訓練によって得た可動域ではないため運動の質の低下は否めないでしょう。股裂きで筋を切って歩行困難になった股割りは腰痛に効果がありますか?もちろんです!といいたいところですが、股割りはハードルが高いと思います。まず、御自身の腰痛の原因を明確にし、それに必要な対処をおこなってください。ギックリ腰の予防に股割り?私は難病指定を受けています。股割りをしても大丈夫でしょうか?難病に限らず疾患のある方、あるいは妊娠中の方はかかりつけの担当医師にご相談し許可を得てください。*股割りのチャレンジはいかなる場合も無理のないように自己責任でお願いします。股割りをするとあちこちの筋肉が痛くなります。やり過ぎでしょうか?同じ量をやっても痛くなる人と痛くならない人がいます。痛くなるというのは必ず理由があります。例えば、適切な骨格ポジションをキープすることができず筋肉に負担をかけてしまった。というように、痛みが出るのには理由があります。股割りができる状態になってくると痛みが自分の伸び代になります。そうなると一日集中して股割りを訓練しても痛みが出ることはめったにありません。骨格ポジションがキープできるようになると痛みを出すことの方がが難しくなります。ですから、やり過ぎということは考えにくいです。股割りは動きの訓練です。股割りをした後は脚や股関節が軽くなるなどの効果が出るはずです。効果が出せるように訓練することが大切です。開脚前屈の方法開脚をすると内転筋がつっぱって痛いです。筋肉が硬いからでしょうか?それは脚を広げ過ぎです。股割りは、関節に遊びをもたせることが大切、脚をもう少し狭めて行ってください。ストレッチを続けていても180度以上の開脚ができません。構造動作トレーニングの股割りは、まず股関節の屈曲からはじめます。開脚幅というのは股関節の屈曲率の結果と考えています。また、構造動作トレーニングの股割りでは、筋肉をストレッチ(筋肉を伸ばす)しません。必ず、股関節の主動作筋が収縮するように運動の訓練に徹します。開脚前屈でおでこが床につくようになりました。股割りはできていますか?構造動作トレーニングの股割りは床につくのは下腹です。努力次第です。180度以上の開脚前屈はできるのですが、股関節を動かす感覚がわかりません。股関節の運動入力が不足していると考えられます。やわらかい人に多くみられますが股関節を動かす訓練で解消されます。構造動作トレーニングの股割りは股関節を100パーセント動かすための訓練です。やわらかい人は開脚をした時に?足指を握り込んで底屈?踵を天井に向けて足をキープ、で股割りを行ってください。しっかり足をキープしてお尻の奥の外旋六筋まで届くように訓練してください。もともと脚抜きができます。ロールオーバーができるということでしょうか?構造動作トレーニングの股割りは、?開脚前屈をします。そのとき、床に下腹がついた状態で足の爪先とお皿(膝蓋骨)は上かやや外を向いています。つまり、股関節は外旋をキープしています。?腹圧をかけると脚が抜けます。股関節が外旋から内旋に切り替わる。これがロールオーバーです。?で床に下腹がついていない、あるいは外旋がキープできていなければロールオーバーではありません。横開脚の前屈はできるのですが長座前屈が出来ません。なぜでしょうか?おそらく横開脚の前屈も股関節を十分に可動できてないと考えられます。前屈の基本は骨盤を立てることです。それが出来てないために長座前屈ができない可能性があります。坐骨結節が後向きにあるか確認し、もし下向きにあるのなら骨盤立位にする訓練が必要です。縦開脚ができるようなるにはどうしたらいいですか?構造動作トレーニングでは、横開脚の股割り→ロールオーバー→縦開脚の順で訓練します。縦開脚ができる状態になるには、まずロールオーバーができる状態にします。そして股関節外旋側の脚が前、内旋側の脚が後で縦開脚になります。股関節の外旋ができません股関節外旋、アン・ドゥオール、ターンアウトができない理由の多くは、股関節の構造や機能を理解できてないことにあります。構造・機能に即した外旋トレーニングをする必要があります。股割りをしようとしても、骨盤を立たせることができません。どうしたらいいでしょうか?構造動作トレーニングの股割りは必ず骨盤立位の状態からはじめます。できない場合は、お尻の下にクッションなどで高さをつけて骨盤立位になるように調節します。DVDを見ながら股割りを続けています。自分のやり方があっているのか心配です。実際に見てみないとわかりませんので各地のセミナーへご参加ください。代表の中村にお声をかけてください。自己流でやっても大丈夫でしょうか?不安です。代表の中村は当初、自己流で股割りをやりはじめて脚を酷く壊しました。その経験からカラダの構造・仕組みに即した構造動作トレーニングの股割りへと発展しました。一人で始める不安な気持ちはよく理解できます。不安要素を解消するためにも各地のセミナーへ参加されることをおススメします。股裂きで筋を切って歩行困難になった股割りのやり方がわかりません構造動作トレーニングの股割りのやり方はこちらをご覧ください。[DVD]構造動作トレーニング “股割り”を極める股割りのやり方を何度聞いてもわからない股割りは構造動作トレーニングの中の一つのトレーニング方法です。まずは構造動作トレーニングの考え方を理解する必要があります。股割りは一日に何分、何回やればいいでしょうか?構造動作トレーニングの股割りは量より質です。手順を正確に行えば1回の股割りでも効果は絶大です。多少きつくても正確な動作の入力をすることで質の良い動作が身につきます。子供のうちに股割りをやらせた方がいいですか?お子さん自身がやりたいというのならご両親も一緒に挑戦してください。強制的にお子さんだけにやらせるのはマイナスです。セミナーに参加すれば、すぐに股割りができるようになりますか?できません。「股割りができるようになりたい」「ロールオーバーができるようになりたい」と思って参加される方が多いです。構造動作トレーニングの股割りは動きの質を高めるための訓練ですので、できる、できないということよりも、動きの質の変化を求めています。もし構造動作トレーニングでいう股割りができるというのであれば、簡単に手に入るものではありません。簡単に股割りができるようになる方法はありませんか?ありません。少なくとも構造動作トレーニングの股割りは簡単にはいきません。とりあえず180度開脚ができるようになりたいです。構造動作トレーニングの股割りの趣旨とは合わないと思われます。股割りができるようになりたい。どれくらいで、できるようになりますか?構造動作トレーニングの股割りは、できるようになる、ということでいえばかなりハードルの高いトレーニングです。股割りチャレンジをはじめて20年の代表中村も自身ができるようになったとは思っていません。焦らず、長い目で問いかけつづけてみてください。いくつかのトレーニングメソッドのよさそうなものを取り入れています。股割りを取り入れると効果的ですか?効果的とはいえません。これは勉強熱心な指導者や選手が陥りやすい混乱を招く考え方で、実際にカラダが混乱しているアスリートは多いです。そのような場合は、構造動作トレーニングの股割りを難しくします。逆に、運動経験のない一般の人の方がすんなりいきます。股割りは構造動作理論というベースがあります。動きに生かすためのトレーニングとしての股割りですので、多くの理論が噛み合うことは難しいと考えられますので、股割りを取り入れることは控えた方がいいでしょう。股割りがキツイのか、選手が積極的にやりませんそれは選手が股割りの必要性を感じていないからではないでしょうか。股割りは強制されてやることではありません。選手が気の毒ですから止めてください。それでしたら、趾トレーニングをおススメします。→趾(あしゆび)野球のトレーニングに股割りを取り入れています。実際の野球動作にどのような効果があるのでしょうか?構造動作トレーニングの股割りは、元々カラダが備えている機能を目覚めさせるトレーニングです。股割りは機能を目覚めさせるための股関節の運動入力をします。実際の野球動作では入力された股関節運動が滞りなく出力できれば、それが効果と考えていいでしょう。股関節運動は野球に限らず各競技動作において、カラダのキレ、動きのキレに直結する主要運動です。構造動作トレーニングは股割りの完成形を目指すというよりも実際の動作に転換するということを目的にしています。股割りの効果は、股関節が滑らかに動く(足の運び、重心移動、体幹の回旋運動)などがあります。これを野球動作で活かせるようにトレーニングしてください。股割りの効果が出せません効果が得られない場合は適切な運動入力がされてないか、出力の際に動作を妨げる何かしらの理由があると考えられます。これは構造動作トレーニングを理解し、入力と出力の確認を習慣づけることで効果を出せるようにすることができるでしょう。構造動作トレーニングの股割りが、本当の股割りなのでしょうか?これは代表の中村が信じている股割りです。世の中には様々な考えや方法があります。自分に合うものが本当の股割りになるのだと思います。インターネットで股割りにたどり着きました。まず、何からはじめればよいでしょうか?構造動作トレーニングの股割りのやり方はこちらをご覧ください。[DVD]構造動作トレーニング “股割り”を極めるサイトの股割りのやり方を参考にしましたが、できるようになりません。どうしたらいいですか?サイトの無料情報には限界があることをご理解ください。しかし、取組み次第でコツをつかめることもありますので焦らず実践研究に励んでください。股割りDVD構造動作トレーニングの股割りのやり方はこちらをご覧ください。[DVD]構造動作トレーニング “股割り”を極める股割りチャレンジ東京・股割りチャレンジ教室第3日曜日(+前日の土曜日)「股関節の回転力」をアップして、運動の質を根本から変える構造動作の「股割りトレーニング」を指導します。構造動作トレーニング・東京教室「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」三重・股割り個人指導中村考宏が股割りの個人指導をします。初心者から経験者まで対応します。股割りトレーニングは積み重ねていく心身の鍛錬です。正しい方法を身に付けて、怪我がなく、効果的にトレーニングを行うことが大切です。個人指導
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  • 股割りの効果
    股割りの効果何が“股割り”なのか?“股割り”と一言にいっても人により考え方、捉え方は違う。開脚ストレッチをイメージしているかもしれないし、或いは拷問のような股裂きをイメージしているかもしれない。構造動作トレーニングの股割り(以下、股割り)は、そのどちらでもない。構造動作トレーニングでは、筋肉を伸ばさない、反動をつけない、他者の力を加えない、というルールのもとで股割り動作をおこなう。[DVD]構造動作トレーニング “股割り”を極める“股割り”は鍛錬股割りは自らが内部環境と向かい合い心身を練っていく鍛錬法であり、健康法との線引きが必要。鍛錬とは、きびしい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強くきたえること。“股割り”の具体的な効果股割りの効果は心身が強くなること。具体的には、足腰が強くなるなどの効果がいわれる。構造動作トレーニングでみてきた“股割り”の効果股関節の回転力が上がる大腿前面・内側の筋緊張が和らぐ足の運びが滑らかになる深くしゃがむなどの深い動作で腰が入る股関節の可動域が増す姿勢改善(いつでも動きやすい姿勢になる)重心移動が滑らかになるなど“股割り”は効果を出せるように訓練するトレーニングは自分が期待する効果を出せるように行う。そのためには、効果に至るメカニズムを知ることが大切。股割りは、心身のメカニズムを探り、知り、効果に至る筋道をカラダで実感するよう訓練をすすめる。効果とは効果とは、ある働きかけによって現れる、望ましい結果の意味。自分が望む効果とは?なぜ、股割りを訓練するのか?それは、自分が望む効果を出すため。例えば、股関節の回転力を上げることが自分の望む効果だとする。ならば、当然、股関節はどのようなメカニズムで回転するのかを知らなければならない。そして、股関節の回転メカニズムを踏まえ股割りに臨む。頭と体を駆使して効果が出せるレベルを手に入れる。効果を出せない股割りをやると痛くなるだけ、あるいは思うような効果を出せない。それは、メカニズムを理解していない、頭と体がバラバラ、やり方が適切でない、などの理由がある。訓練を積み重ねて効果を出せるレベルを手に入れることが必要。あくまでも構造動作トレーニングの“股割り”構造動作トレーニングの股割りに挑戦した方たちの感想は、「股関節を動かすことがこんなにも難しいことだとは思わなかった」というのが多い。そして、股割りをやり抜くことができる挑戦者も稀。180度開脚ができるやわらかい挑戦者も多いが股関節を動かすことの難しさに途方に暮れる。やはり、鍛練なのである。“股割り”の効果は何かというならば「股関節を動かすことができるようになるということに尽きる」。効果:5年目のチャレンジャー名古屋の蟹江氏は2010年に股割りをはじめた。それまでにストレッチ、股裂きなどの開脚を20年間つづけてきたが、開脚をしても力むばかりで肝心の股関節を動かすことができなかった。5年目になり「股関節を動かすということが何となくわかってきた」という。以前に比べて腰が入り、それなりになってきた。
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  • 股割りトレーニング個人指導
    「股割りトレーニング」matawari for movement股割りトレーニング「動きのための“股割り”」をトレーニングします。MATAWARI JAPAN個人指導20000円えにし治療院〒511-0105 三重県桑名市多度町小山1876-2詳細個人指導ページへ進む股割りレポートまたわりトレーニングレポート股割りトレーニングレポートfacebook股割りトレーニングfacebook
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