第1部、最新!医学の力で腰痛改善ということで腰痛治療研究で有名な福島県立医科大学の大谷先生が痛みの正体をチャート式診断で腰痛のタイプ別に解説。KKベストセラーズ「一個人」12号は腰痛の大特集号だ。
3ヶ月以上も痛みが続く「慢性腰痛」の人は、およそ2800万人にも及ぶ。まさに「国民病」ともいえる腰痛だが、有訴者のうち通院している人は半数以下だという。その背景には、大多数の腰痛が原因を特定できないことや、整体や鍼灸などの代替療法に期待する人が多いという側面がある。しかし近年では、確かな実績のある腰痛改善法も見つかり始めている。そこで今回、生活のなかでできる予防法、痛みを遠ざける対処法を徹底取材した。(KKベストセラーズ一個人編集部)
20年来の「腰痛」が完治したダチョウ倶楽部リーダーの肥後克広さんと古武術のワザで日常生活動作を楽にする武術研究者の甲野善紀先生のインタビューを交えた豪華な構成になっている。
私は編集部の方から日常動作を快適にするための姿勢について取材をお願いしたいということで「第4部、正しい姿勢で体の不調が消える」の項で股関節の可動を確保するための骨盤ポイントを解説させていただきました。体に不調があると知らないうちに動作が鈍りがちです。股関節は快適な動作をするために欠かせない体幹と下肢をつなぐ関節です。「骨盤をおこす」ことで体幹の支持性を高め、股関節の運動を活性化します。
腰痛の治療法や運動方法は先生方によって様々です。姿勢の考え方も骨格位置の基準がそれぞれにあると思いますので様々です。ですので、自分がやりやすい方法で少しづつでも体を動かす習慣を身につけることは大切なことだと思います。それは安静が治癒を遅らせるということがわかってきたからです。
私が夏に企画した名古屋空気投げ研究稽古会でお世話になった甲野善紀先生のインタビューがありました。階段や坂道の上がり下りが一瞬で楽になる!「虎拉ぎ」、椅子やソファから楽々と立ち上がれる!「ひざ打ち」、腕力に頼らなくても人を起こせる!「旋断の手」の解説があります。
甲野先生は、私が東京の技アリ企画でお世話になっている動作術・中島章夫先生の師匠です。それと、中島先生はKKベストセラーズから本を出してみえるので、いろいろな縁を感じます。ということで中島先生は購入ですね(笑
「骨盤おこし」はメディアに登場して早や10年が経ちました。夏に刊行した「深部感覚」から身体がよみがえる!(晶文社)からさらに骨盤おこしは2017年度版バージョンアップへと進展しています。今後も必要としている方の元へ届くように地道な活動に励む次第です。
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