仕事を現役で復帰した鈴木さん
自営業 79才
数年前から、2〜3分も歩くと右太ももの横から膝にかけて、しびれや痛みが出るようになっていました。そのせいで、1度に10m以上歩くことが出来なくなってしまいました。少し休めば痛みは治まるので歩けウようになりますが、また2〜3分もすると歩けなくなります。何度も休みながら歩いているうちに気持ちもなえてしまい、だんだん外出するのも苦痛になりました。
整形外科に行くと、脊柱管狭窄症とのこと。痛みをとる注射や薬の治療を受けましたが、1次的に痛みが治まるもののすぐまたぶり返します。医師からは手術を勧められましたが、私はできれば手術をしたくありませんでした。
そんな時に知人に紹介され、中村先生のもとを訪れました。週に2回通い、先生考案の「骨盤おこし」「趾にぎり」の指導を受け、自宅でも欠かさず行いました。いくつか指導を受けた中でも特に座り方は仕事や食事の時に心がけました。するとしだいに太ももの痛みがなくなり100m、200m、300mと歩ける距離が伸びていきました。
3か月後には、1キロ以上歩いても痛みやしびれはおこらなくなっていました。脊柱管狭窄症になってから控えていた旅行にも行けるようになり、観光地を歩き回ったり、軽い山登りをしたりもできるようになっています。
「趾にぎり」も痛みの減少に役立っており歩くための準備運動として必ず行っています。長時間運転をするときも腰がだるくなることもありません。
歩けなくなり、老け込む一方だった私を心配していた家族も、元気に歩き回る私を見て、安心しています。
マキノ出版「脊柱管狭窄症を自力で治す」から
3年ぶりに再会した鈴木さんは、小さくなりよわよわしくなっていました。聞けば足腰の痛みしびれがどうしようもなく、大学病院で来月手術をすることに決まっているとのこと。入院期間はおよそ1か月、その後歩ける保証もなく、寝たきりになることを鈴木さんはとても恐れていました。話しを聞くうちに、「できれば手術はしたくない、だめもとでレーザー治療で有名な病院の検査入院の予約をいれている。1週間後にということです。「骨盤おこし」をやっているのか?「趾握り」をやっているのか?鈴木さんに聞くと、案の定やってはいない。すっかり症状がなくなり、座り方も気を付けることはなく、趾握りもすっかりやらなくなっているというのです。
仮に手術をしたといても、リハビリをしなくてはいけない、それならば手術をする前にリハビリをやるつもりでもう一度「骨盤おこし」と「趾握り」をやってみてはどうですか?すっかり弱気になってしまった方に「骨盤おこし」「趾にぎり」を進めることはできませんが、手術を回避したくて他の治療法を探しているのなら可能性がある。治りたいと思っている方でないと変わらないのです。鈴木さんにもう一度、最初から骨盤おこしと趾握りを指導しました。一度克服しているのだから、鈴木さんならできるはずです。小さくよわよわしかった鈴木さんが少し大きくなり、何より顔つきに変化がありました。
それから2週間後お会いすると、すっかり元気になって「手術しなくてもよくなったわ」とにこやかに話てくれました。座るときは必ず「骨盤おこし」お風呂ではしっかりと「趾にぎり」いつでも趾を意識して過ごしたそうです。1週間後のレーザー治療の検査入院の日。朝、出かけようとして、気づいたそうです「腰が痛くない!」。すぐに電話をいれ入院をキャンセル。もちろん大学病院の手術もキャンセルです。症状がすっかり改善し、仕事に復帰しお客さんや友人に「骨盤おこし」を伝授していました。鈴木さんはもちろんですが、ご家族のみなんが大変喜んでいました。
*掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。著作権はMATAWARI JAPAN・ウェブサイト管理人またはその情報提供者に帰属します。