一生のあいだに5回手術が必要だといわれた変形性股関節症が、たった1ヶ月の「四股座り」でなおった|腰割り体験談

愛知県 伊藤栄富(35才・会社員)

再手術が5回必要で完治しないとまでいわれた

今の私の身体を見て、どこが悪いかわかりますか?実は、つい数ヶ月前まで杖をついて歩いていたのです。病名は、変形性股関節症です。もとはヘルニアが原因なのだそうですが、体のゆがみと腰痛がどんどん悪化して関節症になってしまったのです。だましだまし対処療法的な治療を続けていましたが、昨年の9月ごろ急に悪化し、とうとう、10月には全身に激痛が走り、杖をつかなくては歩けなくなってしまいました。大きな国立病院診てもらったところ、「手術をしないと治らない」とのこと。しかも、「手術をしても完治するわけではなく、10年に1度は再手術が必要」といわれたのです。私は今30代ですから、寿命までのあいだに5〜6回は手術が必要だということです。そう計算したときに、絶望的な気持ちになりました。自分の体、自分の人生はこれからどうなるのだろうと悩み、落ち込んでしまいました。そんなとき、仕事で知り合った山田さんに、中村先生のえにし治療院を紹介してもらったのです。今年の1月のことでした。

1ヶ月の「四股座り」で人生が大きく変わった!

中村先生は私の体を見るなり、「全身に力が入っていて、バランスが悪くなっているねー」とおっしゃいました。そして、「これは努力すれば、治るよ」と。その瞬間、とてもうれしかったのを覚えています。絶対に自分で治そうと思いました。中村先生には、「前向きに、自分自身の力で治す気はありますか?」と確認されましたが、もちろん「治したいです」と答えました。それから、私と中村先生との二人三脚の治療が始まったのです。先生はまず私に「四股座り」を指導してくれました。簡単なようで、私には難しくて、初めはかなり苦労しました。こんなポーズで座ったことがないので、体が驚いていたようです。それでもできるまで先生に見てもらい、「四股座り」を身につけて、家や職場でも実践するようになりました。そのころは衆に1回の間隔で治療に通っていたのですが、2回目で「もしかして杖なしで大丈夫かも」とふと思いました。でもまだ、杖を手放すのは怖いので、杖を使って通院しました。3回目で、自分の体がよくなっていることを確信して、4回目には、杖なしで通院ができたのです。たった1ヶ月で、私は手術が必要だといわれた難病を治してしまったのです。

仕事中の「四股座り」だけで体を変えることができた

とはいえ、私は大変なトレーニングや運動をしたわけではないのです。家や仕事場で、「四股座り」に取り組んだだけなのです。現在の仕事は座り仕事なので、仕事中は「四股座り」のチャンスです。でも朝から晩までやっているわけではありません。気がついたときに、集中して行っているだけなので、時間的にはずいぶん短いと思います。それでも私には十分な効果がでました。「四股座り」のおかげで、体の痛みが1ヶ月でなくなっただけでなく、外見もずいぶん変わりました。まず全身が引き締まり、体が真っすぐに。顔のラインもすっきりしたと思います。体重を測っていないのですが、ウエストや後ろ姿が細くなっているので、体重もずいぶん減っていると思います。まだ多少は、体が痛かったときの歩き癖は残っていますが、これも徐々に治っていくと思っています。今では、歩く時間も増えました。杖をついていたときは10分歩くと休んでいたのですが、今は杖なしで1時間も2時間も元気に歩けます。私の体を心配していた家族も、とても喜んでくれています。仕事も順調で、同僚に「四股座り」を教えてあげることもあるんですよ。もう例の、手術を勧めた国立病院には行っていません。手術なんかしなくても私の体は大丈夫だと、自信を持てるようになりました。これからも前向きに「四股座り」に取り組んで、いっそう健康を目指したいと思っています。*四股座りは腰割りのこと(2008年7月号主婦の友社「健康」より)

 

深部感覚

夕刊フジに掲載されたときのイラストです。

 

 

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