肩関節疾患

回復力を上げて肩関節疾患を治す、パフォーマンスアップ

肩関節(shoulder joint)のトラブル

腕の動きに問題が生じると、肩関節周辺に症状が集中する傾向にあります。パフォーマンスが低下、肩関節が痛い、腕が上がらない、ボールを投げるとき肩が痛む、肩関節が固まってまるで動かない、胸の詰まり、麻痺して腕が垂れ下がっているなど、肩関節周辺に感じる症状は様々です。

肩関節周囲炎、癒着性関節包炎、腱板断裂、滑液包炎、棘上筋腱炎、上腕二頭筋腱炎、肩甲上神経麻痺による棘下筋萎縮、インピンジメント(impingement)症候群、上腕骨近位骨端線離開(Little league shoulder)、肩腱板損傷、肩関節脱臼、野球肩、イップス、フローズンショルダー、五十肩、四十肩など

肩関節とはどのような関節なのでしょうか?

<肩複合体>
肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)
第二肩関節(上腕骨と肩峰の間)
肩鎖関節
胸鎖関節
肩甲胸郭関節

肩はこれらの関節により複合的に動きます。いわゆる肩関節(肩甲上腕関節)というのは肩複合体の一関節にしか過ぎません。肩関節(shoulder joint)のトラブルが発生した場合はそれぞれの関節の動きから原因を探し出すことが大切です。

 

深部感覚

五十肩、野球肩、習慣性肩関節脱臼は肩甲上腕関節が原因?

おそらく、肩関節周辺を集中的に治療したとしても経過がかんばしくないという方は多いのではないでしょうか。もし、原因に対して適切なアプローチができたとしたら相応の治療期間で治るはずです。しかし、ぐずぐずと慢性になっている場合が多いように見受けられます。本当に原因は関節、筋肉、靭帯などでしょうか?相応の治療期間で治癒しないのならば再度原因を見直してみてはいかがでしょうか?医療機関に任せきりではなく、自分のことですから必要なことは調べ、状態を把握し、余分な医療を減らし、最短治癒を目指したほうがいいと思います。

治りが遅い選手は回復力が低下している

スポーツ選手はカラダのコンディションを整えるためにマッサージやストレッチなどを様々な専門家に委ね過ぎている場合が多い。一般の方においても痛みを少しでもやわらげようと全国の有名な医療機関を転々として様々な治療をカラダに刻んでいる場合が多い。これらはカラダの回復力を低下させる原因になります。回復とは自分自身が元の状態に戻っていくこと。専門家の手によるマッサージやストレッチが、気持ちよかったり、カラダが楽になることとは別の話です。快楽的な感覚を回復と勘違いしてしまうことで、回復する必要性がなくなるのだと思います。また、様々な治療をカラダに刻むことで痛みの原因に不必要な情報を脳に上書きすることになり、治療を複雑化し、回復する方向性を見失うのだと思います。

回復力を上げる

一般の方の中には「毎日治療した方が早く治る」と思い込んでいる方が多いのではないでしょうか。自分にとって余分な医療が増えるほど回復力は低下します。医療は自分にとって必要な分というのが理想です。自分の状態を把握し、自分にとって必要な情報を選択できる目をもつことが回復力を上げることになります。そのためには、医療機関、専門家任せでなく、最低限の自分の勉強が必要です。そうすれば、自分にとって余分な医療を選択せずにすみ、また、最短距離で回復へと向かうことができるのです。

パフォーマンスアップ

パフォーマンスを上げるためには、自分の肩を理解し、自分にとって必要なトレーニングを重ねることが大切です。

 

 

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