私は構造動作トレーニングを2年以上続けています。
2年前の私といえば、長時間練習や試合をしたりすれば、翌朝、靴下を履くことも困難なくらい腰や足首を痛め、そのたび練習を休み、整体に通うという辛い状態でした。そんな時、構造動作トレーニングと出逢い、パフォーマンスアップのために、トレーニングを始めることになりました。始めた当初は、今までやってきた、ウェイトトレーニング、体幹トレーニングなどと、全く考え方が違ったのです。根本的な違いに困惑し、正直その違いが何なのか?気づくことが出来ませんでした。
しかし、本やDVDを見ながらトレーニングを続けたり、講座に参加したり、時には中村先生にパーソナルトレーニングでマンツーマンでご指導して頂いたりして大きく変化する事ができました。気づきは沢山ありますが、特に大きいものは2つだと思います。
一つは身体を支えるのは筋肉ではなく骨と言うこと。
もう一つは筋肉を傷めず使える様にするには、筋肉を『鍛える』のではなく、筋肉を使える骨格ポジションを『知り覚える』ということです。
「動きのフィジカルトレーニング」に書いてある事、そのままなのですが…。そして、「動きのフィジカルトレーニング」を続けている今現在、長時間の練習や試合の後などに、足首を痛めたり、辛い腰痛に襲われる、状態から回復しています。また、サポートさせて頂いている選手の身体の悩みも少しずつ解消できる様になってきました。
まだまだこのトレーニングの本質に近づくには大きな距離があると思いますが、近づくにつれて、自分がトレーニングを理解し、サポートさせて頂いている選手のパフォーマンスアップに繋げる事ができると感じています。
福田修一
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