バスケットボールプレイヤー・西村和史(ドイツ)|構造動作トレーニング

〜 バスケットボールプレイヤー・西村和史
(ドイツ ブンデスリーガ下部リーグレギョナルリーガ所属)

中村先生

 

私は現在ドイツの下部リーグでバスケットボールをしながら、10月からドイツの大学で理学療法を学ぶ西村和史と申します。

 

自分が初めて中村先生の理論(構造動作理論)と出会ったのは、自分自身が自分の股関節の動きの悪さを感じなにかいいトレーニングはないかとインターットで調べている時に先生のホームページにたどり着きました。

 

それから日本に一時帰国して、「“動き”のフィジカルトレーニング(春秋社)」を読み自分の理解した事をより正確に直接会って確かめたいと思い講義に参加しました。

 

今までなぜトップにいるプレイヤー達はそういったプレーができるのか?と考えつづけていました。なんとなく彼らには共通点があるというのは感じていました。でもそれがなんなのかははっきりとはわかりませんでした。

 

でも構造動作理論と出会いその疑問の答えが見つかった気がしています。構造動作理論と世界のトッププレイヤーの体の動きをみなさんも観察してみてくださ い。バスケットボールでいうとクリスポールという現在世界一のポイントガードと言われている選手の骨格ポジション。まさに中村先生が言っておられる事その ままだと思います。

 

現在日本のバスケは世界にかなり遅れをとっています。その原因をいろんなところ、戦術やスキルに求める人が多いように感じます。「フィジカルでは黒人には 勝てないからスキルで、、」自分はこの言葉を聞くたびに違和感を感じていました。 本当にそうなのか?もちろん黒人と日本人では根本的に違う部分もあるでしょう。その辺は自分自身もこれから勉強してつきつめていきたいと思います。しかし そもそも最初からフィジカルを捨ててスキルとフィジカルを分けて考えては一生日本のバスケは世界では通用しないんじゃないかと感じています。

 

まずは自分が中村先生に教えていただいたトレーニングをもとに自分を高め、回りで見ている人間にもなにかを感じてもらえるようになったらと思っています。 努力は裏切らない、しかしその方向性を間違えれば身を結ばないこともあるのだと思います。中村先生の講義は方向性をはっきりと示してくれる、そんな講義だ と感じました。

 

講義ではまずは股関節の位置の正確な把握、そして骨盤立位のポジションそして本当の腹圧などを、解剖学的に時には模型を使い、疑問や質問に対して親身に考えて、自分がイメージする動きをするためのトレーニングを指導してくださいました。

 

他の参加者の方もいろんな方面の方が来られていて大変刺激的で楽しい空間です。是非これを読んでくださってるみなさんも講義に直接参加してみてください! 本当にやるべきことがきっと見えてくるのではないかと思います。自分も9月にドイツに戻るまでできる限る多くの講義に参加していきたいと思っています。

 

西村 和史

深部感覚

 

 

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