テンポとビート

ゆっくり走りで構造動作トレーニングの走る動きを理解したら、次は自分のロウギアを探ります。個人差はありますが120テンポ前後を目安にするといいでしょう。ロウギアで走るということは思った以上に難しいですから130テンポから徐々にテンポを下げていくとやりやすいと思います。

走りの型とテンポというカラダの拘束

<走り方>

  1. 接地方法は構造動作トレーニングの「フラット接地」
  2. 重心移動は前方へ移動するとともにメトロノームの振り子のように左右
  3. カラダのポジショニング(構造動作トレーニングの骨格位置フォーム)

ロウギアランニングは120テンポを保ちながら30分間走ります。慣れないうちは120テンポを保つことができずにテンポアップしてしまいがち。走りの型を保つことが120テンポを保つことになりますので構造動作トレーニングの骨格ポジションをしっかり理解してください。120テンポを保つことは自分をテンポの中に拘束することになります。自分の内部感覚を探りながら120テンポ内で動きを自由に表現することが大切です。

 

深部感覚

 

ビートを刻む

120テンポでビートを刻むことでカラダの細分化を図ることができます(ビートは2連符、3連符、4連符で刻む)。

2連符、3連符、4連符の違いを感じ取ってみましょう。

注意

テンポダウンすると歩くことと走ることの境目を失い歩いてしまいやすくなります。歩くことは常に片足が接地、走ることは両足が宙に浮く瞬間があります(ロウギアランニングの場合、薄紙一枚通るほどの浮く瞬間がある)。

 

 

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